エコキュートなど電力を利用する給湯・暖房機器はお得ではなくなる?

エコキュートなど電力を利用する給湯・暖房機器はお得ではなくなる?

先日、中国電力は、2018年4月から一部の深夜電気料金割引を見直すという発表をしました。
その理由は、「夜間の電力を利用する給湯・暖房機器の普及により、発電コストが上昇したため。」ということですが、中国電力でご契約されており、エコキュートなど、主に深夜電力を利用する給湯・暖房機器をご使用のご家庭では、月々の電気料金が、かなり高くなってしまうのではないかと思われます。

深夜電力の割引廃止へ向けた動きは、中国電力だけではなく、中部電力でも、すでに深夜電力の割引契約の新規加入を廃止していますし、今後、他の電力会社も追従しそうです。

エコキュートなど主に深夜電力を利用する給湯・暖房機器は、基本的に、安い深夜電力を利用することが、電気料金を抑える大前提になっていますので、深夜電力の料金が、日中の電力の料金と大差がなくなってしまえば、ガスや灯油などの代わりに、電気を利用するという経済的なメリットは、失われてしまいます。

東日本大震災後、ほとんどの原発は稼働していませんので(2017年7月現在、稼働中の原発は5基)、当然のことながら、深夜電力を安くできる理由はありません。
電力会社も、安い深夜電力を売れば売るほど、損をするという状態になっているはずです。

このような状況下で、深夜電力頼みのエコキュートはとてもお薦めできませんし、現在、エコキュートをご使用のご家庭でも、次回、買い替えのときは、エコジョーズなどのガスをエネルギー源とした給湯・暖房機器に取り替えられたほうが、経済的なメリットは大きいと思われます。