バランス釜から壁貫通型給湯器へ交換

公営住宅(県営住宅・市営住宅)で、バランス釜から壁貫通型給湯器へ交換

今回は、県営住宅・市営住宅などの公営住宅でよく使用されているバランス釜(バランス式風呂釜)から、「ホールインワン」と呼ばれている壁貫通型給湯器への交換について、ご紹介させていただきます。(「ホールインワン」といっても、ゴルフではなく、壁貫通型給湯器のお話です。)

壁貫通型給湯器は、公営住宅向けとして普及したバランス釜の代替として開発され、最近は特に、バランス釜から交換される方が多くいらっしゃいます。

壁貫通型給湯器の良いところは、浴室内に浴槽と並べて設置されるバランス釜とは異なり、給湯器本体のサイズが小さく、本体のほとんどが、壁の穴に収まるところです。
そのため、バランス釜と比較して、浴室内により広い浴槽を設置することができます。
浴室が狭い公営住宅が多い中で、広い浴槽を設置することができるのは、大きなメリットとなります。

言葉での説明だけでは分かりにくいと思います。
以下の写真を見ていただければ、ご理解いただきやすいのではないかと思います。

カベピタ設置前

壁貫通型給湯器を設置する前の状態です。
浴室内に、バランス釜の設置スペースが必要なため、その分、浴槽のサイズを小さくしなければなりません。

カベピタ設置後

壁貫通型給湯器を設置した後の状態です。
浴室内に、バランス釜の設置スペースが必要ないため、その分、浴槽のサイズを大きくすることができます。
壁貫通型給湯器は、壁に空けられた穴にスッポリと収まっています。
バランス釜のときに使用していた壁の穴を、そのまま利用して設置できますので、新たに壁に穴を開ける必要もありません。

壁貫通型給湯器の種類

壁貫通型給湯器の種類は、他の一般的な給湯器と同様で、給湯専用タイプ、追いだき付きタイプ(オート、フルオート、マニュアル)、浴室暖房付きタイプがあります。
さらに、省エネのエコジョーズタイプもあります。
壁貫通型給湯器の給湯能力は、8~8.5号と16号の2種類があります。

壁貫通型給湯器のメーカー

壁貫通型給湯器は、現在のところ、ハウステック、リンナイ、ノーリツの3社が販売しています。
このうち、ハウステックは、「カベピタ」というシリーズ名で、壁貫通型給湯器本体と壁貫通型給湯器専用の浴槽・リモコン・水栓も販売しており、壁貫通型給湯器と浴槽・リモコン・水栓のセットで、非常にお値打ちに購入することができるので、バランス釜からの交換工事の件数も多く、壁貫通型給湯器といえば「カベピタ」というイメージも定着しています。