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賃貸住宅で給湯器が故障した場合の対応

賃貸住宅で給湯器が故障した場合の対応

賃貸住宅で給湯器が故障した場合は、まず、お住いの賃貸住宅の管理会社、または、大家さんに連絡を入れてください。

賃貸住宅の場合、給湯器は元々「備品」として設置されていますので、借主が故意に壊したり、勝手に改造したりしなければ、基本的に貸主が修理や交換の費用を負担することになっています。

誤って、借主が直接、給湯器メーカーや給湯器修理・交換業者などに連絡し、修理・交換依頼をしてしまうと、修理・交換費用が自己負担になってしまう場合もありますので、ご注意ください。

賃貸住宅に設置されている給湯器は「備品」ですので、経年劣化による故障に対しては、貸主が修理・交換する義務を負いますが、同時に、借主が勝手に修理・交換して良いものでもありません。

給湯器が使用できない状態が長く続きますと、生活にも不便が生じると思います。
給湯器が故障した場合は、まず、お住いの賃貸住宅の管理会社、または、大家さんに連絡を入れ、早めに修理・交換していただくのが良いと思います。

ほとんどの賃貸住宅の管理会社では、提携している給湯器の修理・交換業者がいると思いますので、迅速に対応していただけると思います。

給湯器が故障したとき、修理よりも交換をおすすめする理由

給湯器が故障したとき、修理よりも交換をおすすめする理由

保証期間が過ぎた従来型の給湯器が故障したとき、給湯器の使用期間がよほど短くなければ、私たちも含めた多くの給湯器の販売・工事業者は、修理よりも交換をおすすめすると思います。

これは、業者が自社の利益のために、新しい給湯器をできるだけ多く販売したい、という理由もあるかもしれませんが、今回ご説明させていただくのは、それとは別の理由です。

まず、給湯器の交換にかかる費用を考えてみます。
最近は、給湯器の販売・工事業者間の競争が激しく、給湯器の交換にかかる費用は、かなり安くなっています。

新品の給湯能力20号のエコジョーズガスふろ給湯器でも、工事費込みで150,000円以内で交換できると思います。

さらに、給湯器の性能は、従来型の給湯器と比較して、かなり高くなっており、従来型の給湯器を修理して使用し続けるよりも、新品のエコジョーズ給湯器に交換したほうが、月々のガス料金もかなり安くなります。

それに対し、修理する場合はといいますと、まず、修理に必要な部品は、ほぼ定価で買わなければなりませんし、修理スタッフの出張費・技術料もかかります。
修理全体にかかる費用は、壊れた箇所や状況にもよりますが、15,000~60,000円と、かなりの金額になります。

例えば、「故障した従来型給湯器を40,000円で修理をして、修理後2年間使用できた場合」と、「故障した従来型給湯器を新品のエコジョーズ給湯器に交換した場合」を比較してみます。

比較の条件は、次のように仮定します。

  • 故障した従来型給湯器とエコジョーズ給湯器では、年間のガス料金は、エコジョーズ給湯器のほうが、15,000円安いと仮定します。
  • エコジョーズ給湯器の耐用年数は10年とし、交換費用は総額150,000円と仮定します。
  • 従来型給湯器は、10年前に200,000円で設置したと仮定します。

上記の条件を基に計算しますと、

エコジョーズ給湯器への交換費用を使用年数で割って、1年間にかかる費用を出すと…

150,000円 ÷ 10年 = 15,000円

エコジョーズ給湯器は、従来型給湯器より、年間のガス料金が15,000円安いので、エコジョーズ給湯器への交換費用は相殺されて…

15,000円 – 15,000円 = 0円

従来型給湯の修理には、40,000円かかり、修理後2年間使用できたので、240,000円の従来型給湯器を、12年間使用できたことになり、その費用を使用年数で割って、1年間にかかった費用を出すと…

240,000円 ÷ 12年 = 20,000円

従来型給湯器を修理せずに、10年間使用した後、エコジョーズ給湯器と交換した場合、従来型給湯器の設置費用を使用年数で割って、1年間にかかった費用を出すと…

200,000円 ÷ 10年 = 20,000円

上記の条件では、従来型給湯器を修理して12年間使用した場合と、10年間使用した後、修理せずにエコジョーズ給湯器に交換した場合とでは…

20,000円 – 20,000円 = 0円

となり、結果、費用の面ではどちらも同じになります。

費用が同じになりますので、敢えて修理を薦める業者もいない、ということです。

修理と交換どちらが安い?

給湯器が故障したとき、修理と交換どちらが安い?

突然お湯が沸かせなくなったり、リモコンにエラーが表示されて操作できなくなったり、といった給湯器の故障の場合、有料の延長保証に加入していれば良いですが、そうでない場合、果たして、修理したほうがお得なのか、交換したほうがお得なのか、考えてみたいと思います。

給湯器の寿命が大きなポイント

皆様は、給湯器の寿命が何年ほどかご存知でしょうか。
一般的に、給湯器の寿命は10年ほどと言われています。
もちろん、使用頻度により、寿命は多少異なってきますが、年数が経つにつれ、部品の劣化などにより、故障しやすくなってきます。

給湯器の使用年数が10年以上の場合は“交換”

給湯器の寿命が10年ほど、という理由以外に、給湯器メーカーの「部品の保有期間」の問題もあります。
各給湯器メーカーの部品の保有期間は、「製造終了から10年」と決まっています。
そのため、部品のあるうちは修理が可能ですが、使用年数が10年以上経過している給湯器の場合、交換部品がすでにないという可能性があります。
また、給湯器内の劣化が、全体的に進んでいるため、故障箇所を修理しても、別の箇所が、すぐにまた故障してしまうという可能性も高いです。
そのような理由から、使用年数が10年以上の給湯器であれば、ほとんどの場合、修理よりも交換したほうが安くなります。

給湯器の使用年数が2年~10年の場合は“給湯器の購入総額次第”

例えば、8年前に購入した給湯器の工事費等も含めた購入総額が16万円だったとします。
その場合、160,000円 ÷ 8年 = 20,000円/年で、年間2万円ずつかかっていた計算になります。
給湯器の寿命を10年と仮定して、修理後、あと2年もつと考えれば、計算上、修理費が4万円未満であれば、修理したほうがお得ですが、4万円以上の修理費がかかるようであれば、交換したほうがお得になります。
また、これ以外にも、8年前の給湯器と現在の給湯器では、現在の給湯器のほうが、ガスの燃焼効率が高いため、ランニングコストは、現在の給湯器のほうが安くなりますので、2年分のランニングコストの差額を考慮すれば、実際にどちらがお得かという分岐点の金額は、もっと高い金額になると思われます。
修理費は、「出張点検料」+「修理作業代」+「部品代」の合計になると思いますので、状況にもよりますが、部品の価格が高い場合は、5万円を超えることもあるようです。
まずは、お使いの給湯器メーカーに、故障の状況を伝え、大体の修理費用の目安を確認されるのが良いかもしれません。

給湯器の使用年数が2年未満の場合は“修理”

使用年数が2年未満であれば、ほとんどの場合、メーカー無料保証の対象になりますので、無料で修理していただけます。