ウイルス対策リフォームにおすすめの「セカンド洗面」

前回、タッチレス水栓についてお伝えしましたが、今回もウイルス対策として注目されているリフォームのおすすめを1つご紹介させていただきます!

ウイルス対策の基本は何と言っても手洗いです。洗面の手洗いスペースは一家に一カ所、通常バスルームに隣接する洗面脱衣室にあるのが一般的ですよね。コロナ渦の今注目されているのがセカンド洗面です。
セカンド洗面とは、洗面室ではない場所に設ける2つめの洗面スペースのことです。
新築の戸建て住宅ではセカンド洗面を取り入れる方も多く、リフォームでも注目されています。
実際にセカンド洗面を導入した人の満足度も高く、LIXILの調査ではセカンド洗面を設置した人の98%が満足しているという結果が出ています。
セカンド洗面には、一般的な洗面台よりコンパクトな洗面台や洗面ボウルを設けることが多く、今ではセカンド洗面のニーズに対応した様々な洗面のラインナップがありますので商品についても後程ご紹介します。まずはセカンド洗面におすすめの設置場所をご紹介します!

セカンド洗面におすすめの設置場所

 

玄関

・帰宅後すぐに手洗いができる
・来客の方にスムーズに手洗いをしてもらえる

やはりセカンド洗面で人気No.1の場所は玄関です。「ただいま」の後すぐの手洗い・うがいが出来ることでウイルスや花粉、汚れを家の中に持ち込まないようにできます。
また来客の方にもスムーズに手洗いをおすすめでき、わざわざバスルームに併設されている洗面所へ案内しなくてもよくなりますね。

2階の廊下

・朝の洗面所の混雑の解消
・2階の拭き掃除
・観葉植物の水やり

2階に洗面スペースがあれば、家族人数が多いご家庭では洗面を使いたい時間が重なる朝の時間もゆっくりと準備することができます。
また拭き掃除や観葉植物の水やりなどちょっとした水が必要な時にも1階と2階を往復しなくてもすみますね。

庭やバルコニーのそば

・庭の簡単な水やり
・土で汚れた手の手洗い
・洗濯できない手洗い品の洗い物に

お庭の近くにあると水やりやガーデニング中土で汚れた後の手洗いに便利です。
またバルコニーのそばにあれば洗濯物や手洗い品を洗った後にすぐ干すことができます。

寝室

・加湿器の水補充
・赤ちゃんのミルク作り
・メイクやフェイスケア
・高齢の方の介護

などお部屋の中にあることで生活が便利になりますね。最近では人気の設置場所が寝室で、採り入れる人も多く注目されておりおすすめです。

セカンド洗面設置の際の注意点

洗面台の設置には水回りの配管が必要

洗面台の設置には水回りの配管が必要になります。この場所に新しく洗面台を設置したい!と考えていても、配管位置などの関係から、希望する場所に洗面台を設置できない場合があります。
特に2階への設置は配管の延長が必要になるなど工事内容によっては費用が高くなるので設置できたとしても配管の工事で高い費用がかかってしまう可能性もありますので注意が必要です。

 

場所をとる
あたりまえですが、洗面台の設置は一定の場所が必要になってきます。希望の場所に設置できるかあらかじめイメージすることも大切です。
設置した場所によっては圧迫感を感じてしまうこともあるかもしれません。生活動線や設置場所のレイアウトを考えながら設置場所を考えましょう。

 

おすすめのセカンド洗面

 

LIXIL 「どこでも手洗い」

 

セカンド洗面におすすめのLIXILの商品をご紹介します。
リクシルの「どこでも手洗い」です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/dokodemo-tearai/

この商品はお好みのアイテムを自由に組み合わせて、いろんな場所にお気に入りの手洗空間をつくることができるシリーズです。

・手洗い器:4種類 工房や産地にこだわり厳選した手洗い器からえらぶことができます。

・カウンター:12種類(タイルカウンター全9色、木製カウンター全3色)

・水栓:2種類(一般的なクロム色とマットブラック)

手洗い器・カウンター・水栓をラインナップの種類の中から空間やお好みに応じて選ぶことができます。
上記のサイトから自分の好みのものでシュミレーションもできるので色々な組み合わせでイメージを確認することができます。
カウンターの奥行が30cm、幅も規格で決まっているタイプと設置する空間の広さに合わせて現場でカットできるタイプがあるので、壁から壁にぴったり納めることもできたりオープン設置も可能です。
一般的な洗面台にある収納スペースをなくして全体がコンパクトに設計されている点が特徴で、玄関先やトイレ、廊下などちょっとしたスペースにも納まります。洗面スペースにあまり広さがとれない場合や気軽に洗面台を取り入れたい場合などにおすすめの商品です。

 

*まとめ*
セカンド洗面台は、今ウイルス対策での手洗いの必要性からリフォームでもとても人気があります!
帰宅後すぐに手洗いができる玄関への設置が一番人気のようですが、寝室など2Fへの設置も注目されているようです。
ただし配管工事や設置場所が必要なので、設置可能かどうか予算もあわせてリフォーム前の確認が必要になってきますね。
ウイルス対策だけでなく家庭内での利便性もアップするセカンド洗面をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

人気上昇中、安心・便利なタッチレス水栓

新型コロナウイルスの影響で新しい生活様式になり、感染症対策としての意識や行動にも変化があらわれるようになりました。感染症対策のため非接触ニーズが拡大していて、その中でも今注目されているのがタッチレス水栓です。
不特定多数の人が使用する手洗い場の衛生対策として今では介護施設、保育施設、学校や店舗など多くの場所で採用されています。
そもそもタッチレス水栓の歴史は1980年代、医療施設でのニーズの高まりが始まりのようです。以前は、感染症対策のため足踏み式水栓が使用されていましたが、より簡易な操作で水が出せるタッチレス水栓が主流になっていったのがタッチレス水栓の始まりになります。

家の中でも、仕事がリモートワークとなったり外出の自粛などで家で過ごす時間が多くなったことで家庭内の非接触にも注目が集まっていてタッチレス水栓の関心や需要が急増しているようです。
LIXILではタッチレス水栓の売上が対前年比43%増となるなど注目の高さがうかがえます。今回はそんなタッチレス水栓についてお伝えします。

そもそもタッチレス水栓とは?
タッチレス水栓とは、水栓に直接手を触れずに水の吐水や止水ができる設備のことです。水栓上部にに高性能センサーがついており、物や手の動きと距離を感知し、かざすとセンサーが反応して自動で水がでます。止めるときも物や手をかざすだけで止まる仕組みになっています。

今注目のタッチレス水栓ですがメリットもあればデメリットもあります。次にタッチレス水栓にはどんなメリットデメリットがあるのかをご紹介します。

<メリット>

①泡や汚れた手で触ることなく水が出せる

なんといってもタッチレス水栓の一番のメリットと言えるのではないでしょうか、帰宅後の手洗いや生肉など調理中の手でもレバーを直接触ることなく水を出すことができます。

②節水効果が期待できる

手がふさがっていてもかざすだけで水を止めることが可能なので、作業中に水が出しっぱなしになることを防ぎ節水になります。

③小さなお子様や高齢者にも使いやすい

レバー操作が必要ないので、奥にあるレバーに手が届きにくい小さなお子様にも使いやすいことや高齢になりレバーの開け閉めの操作に力が入らない場合なども感覚的に操作が可能です。

④掃除が楽

レバーハンドルがない分、レバーの周りや水栓の根元に水アカやカビが発生しにくくお手入れ回数も少なくなりお掃除も楽です。

<デメリット>

①停電時にタッチレス機能が使えなくなる

タッチレス水栓の操作は電気で行うため電源が必要となります。停電時には手動に切り替えて使う必要があるため、停電時に備えて手動での操作対応を覚えておく必要があります。

②手動の水栓での閉め忘れに注意

タッチレス水栓に慣れてしまうと別の場所で手動の水栓を使用したあとにレバーを閉める操作を忘れてしまうことがあるようなので注意しましょう。

③機種によってはセンサーの感度が高すぎたり低かったりする

選ぶ機種によってはセンサーが過度に反応してしまい意図せず水が出てしまったり、逆に感度が悪く手をかざしても反応しにくいなど、使い始めは慣れない操作に戸惑うことがあるかもしれません。

一見便利なタッチレス水栓でも、電気を使用するため電気工事が必要な点や停電時に使えず手動に切り替えて使用する必要があるなどのデメリットもあることをあらかじめ知っておく必要がありますね。タッチレス水栓の機能は現在浄水器付きやハンズフリー、乾電池タイプなど、多岐にわたりご家庭の用途に応じて選択肢があります。詳しくどんな機能があるのかを一緒に見てみましょう。

人気のタッチレス水栓 LIXIL ナビッシュ

キッチンのタッチレス水栓の国内の圧倒的なシェアと言えばやはりLIXILです。LIXILのタッチレス水栓の機能にはどのようなものがあるのでしょうか。

LIXILのタッチレス水栓「ナビッシュ」には大きく分けて2種類あります。

<ナビッシュハンズフリー>

上部に手をかざす必要がなく吐水口に内蔵されたセンサーが手や物を感知して自動で行えます。

<ナビッシュ>

水栓上部のセンサーに手をかざすことで連続して吐水。水を止める時はもう一度上部センサーに手をかざします。

ハンズフリーとは?
蛇口のハンドルやレバーに触れなくても、センサーで自動的に水を出したり止めたりができる点はタッチレス水栓と一緒です。ハンズフリーは吐水口部分にセンサーが設けられているため、吐水口の下に手を差し出すと自動的に水が出て、引き抜けばまた自動で水が止まる仕組みになっています。手をかざして止めるという動作が必要ないため不特定多数の人が使用する公衆トイレや商業施設のトイレなどに多く使用されています。
LIXILのタッチレス水栓ナビッシュにもハンズフリーが付いているタイプとないタイプで選ぶことができます。

 


ここからはLIXILナビッシュの便利な機能についてご紹介していきます。

<ルミナスサイン>適温が一目でわかる

対応する水栓タイプ:ナビッシュハンズフリー・ナビッシュ
光の色の変化で吐水温度が表示されるので一目で適温かどうかわかります。冬の湯待ちの煩わしさを軽減し、高温吐水時の危険表示にもなります。

<浄水専用先端タッチレススイッチ>浄水と原水の使い分けもカンタン

対応する水栓タイプ:ナビッシュハンズフリー・ナビッシュ
使用場面にあわせて使い分けできる2つのセンサー
それぞれのセンサーに手をかざすだけで浄水・湯水の吐水や止水がカンタンにできます。


<エコセンサー>湯水の使い分けが簡単だから更に省エネ

対応する水栓タイプ:ナビッシュハンズフリー・ナビッシュ
タッチレスのセンサー部に『エコセンサー』を追加。お湯を無意識に使うことがないため無駄な給湯エネルギーを使いません。使用場面に合わせてお湯と水を使い分けることで、従来品と比較して約31%の省エネ効果が期待できます。

<乾電池式>電源不要でリフォームにおすすめ

対応する水栓タイプ:ナビッシュ
電源がなくても設置ができる乾電池式が登場。電池ボックスもコンパクトなので場所を選びません。アルカリ乾電池単1形2本で電池寿命は約1年です。

※ 電池寿命は、水栓の使い方や頻度、設置環境により多少前後します。
※ 乾電池式はB6、B5タイプのみ。

まとめ

もしお近くにショールームなどがあれば、タッチレス水栓は実際にショールームでの体験することがおすすめです。水を出したり止めたり感覚的に操作することで便利さを実感することができると思います。感染対策や家庭内の利便性のためにもタッチレス水栓を取り入れてみてはいかがでしょうか?