補助金を利用したトイレの介護リフォーム

家族が高齢になり、介護が必要になった場合には今まで使用してきたトイレにも不便なところが出てきます。トイレについては高齢になっても、できるだけ誰かの世話にはなりたくないと考える方が多いと思いますので早めの介護リフォームが必要になります。

以下のような介護リフォームでは、条件を満たした場合について介護保険の補助金が適用されます。

 

トイレの介護リフォーム

●和式トイレを洋式トイレに変更する

●トイレ内を安定して移動ができるように手すりを付ける

●トイレの出入り口に段差がある場合は、段差をなくす

この中で一番多いのは洋式便器への取り替えです。
和式トイレを洋式にすると立ち座りの負担を減らしますので、これだけでも足腰への負担は軽くなります。さらに温水洗浄便座を設置すれば入浴ができない際も清潔さを保つことができて衛生的です。温水洗浄便座は、便器の取り替えと一緒に取り付ける場合のみ、補助金の対象内となります。個別で温水洗浄便座だけを設置する場合は含まれませんので、注意してください。また、手すりにつかまって安定した移動ができると便座に腰掛けるまでの動作がスムーズに移動できるため一緒に取り付けておいた方がよいです。トイレの段差解消については車椅子での移動が必要な方、または将来的に必要になる場合を見越して段差をなくしておくことも良いでしょう。

 

介護保険と補助金

介護保険とは介護が必要な人に少ない費用負担で介護サービスを利用できるように作られた国の制度になります。

介護保険の対象者となるのが要支援1~2 要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被験者になり、補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載がある住所の住宅になります。そして、介護を受ける人が住んでる住居に対して、安全・安心に送れるようにするための住宅リフォームに対しては介護保険における補助金の対象となります。

リフォームの補助金を支給してもらうには、以下の①②の手順が必要です。担当してくれているケアマネージャーに相談しながらやるとスムーズです。

①工事前の承認申請→承認→工事開始→工事終了

②補助金の支給申請→補助金支給

※申請をしなかったり、承認される前に工事にとりかかった場合などは支給の対象外となる可能性があるの注意してください。

介護保険での住宅改修の補助金支給は1人につき20万円までとなり、そのうち1~3割が自己負担額になます。20万円を超える金額については全て自己負担額になりますので注意が必要です。

介護保険の補助金を使ったリフォームは経済的な負担を軽減できるため有難い制度といえます。将来に備えるためにも、早めに介護リフォームをしておけば安心ですね。今は、不便を感じることがなく過ごせていても年齢とともに日常生活に不便なことも出てきます。この機会に高齢者・介護者にとって暮らしやすい家にしてみては如何ですか?