エコジョーズって何?

「エコジョーズ」名前は聞いたことはあるけれど、実際にどのようなもの?どういった機能や特徴があるのでしょうか?今回はエコジョーズについてお伝えします。

エコジョーズとは少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器で、東京ガスなどのガス会社や、リンナイノーリツパロマパーパスといった給湯器メーカーなどで販売されている高効率ガス給湯器の名称です。機器を開発、販売しているすべての会社・メーカーで統一された名称で、給湯器本体自体の性能や種類についてはどのメーカーの商品を選んでもほぼ変わりません。

2005年には設置台数が30万台にも満たなかったエコジョーズですが、2008年に100万台を、2012年には300万台を、そして2016年には700万台を突破しています。ガス業界は、エコジョーズの加速度的な普及を推進しており、2020年度には2000万台へ拡大していくことを目標としており、今後も家庭に広く普及していくでしょう。

「エコジョーズ」に名前が良く似ているもので「エコキュート」がありますが大きな違いは、使用するのが電気という点です。 エコジョーズはガスを使う給湯器ですが、エコキュートは電気を使う給湯器です。 つまり、燃料が違います。
ではさっそくエコジョーズについてみていきましょう。


エコジョーズの仕組み


ガスを燃焼させ、その熱で1次熱交換器内を通過する水を温水に変えます。このときの排気は約200℃~230℃と高温です。エコジョーズは、この排気を活用して二次熱交換器で水を予備加熱します。二次熱交換器であらかじめ温められた水が一次熱交換器へ送られるため、少ないエネルギーでお湯を作ることができます。

エコジョーズの特徴

高効率
従来のガス給湯器はお湯をつくる際に発生する熱を空気中に捨てていましたが、エコジョーズは、この排気熱を回収して再利用することで、従来型のガス給湯器では約80%であった熱効率を約95%まで高めています。

ガス代の節約
高効率でお湯を沸かせると、従来品より使うガスの量も少なく済みます。具体的な節約額はガスの使用量や使用条件により変動しますが、リンナイのデータによると、年間で16,500円節約可能となっており、効果的にガス代を削減可能です。

環境にやさしい
地球温暖化の一因となる二酸化炭素の排出量を従来品と比べ約13%と大幅に削減します。

エコジョーズと従来のガス給湯器では、お湯を作る機能や能力に違いはありません。給湯器の構造が違うことによって、効率的にガス使用量が抑えられる点が魅力ですね。

従来品との違い

ドレン排水の配管工事が必要
従来品とエコジョーズで大きく違う点として、エコジョーズは使用時にドレン水が発生します。ドレン水とは蒸気が冷えて凝縮した水のことです。1日500cc~1500cc程度発生し、機器内の中和器を通り人体に影響がない中性の水として排出されます。
そこで適切に排水処理をする必要があるので配管工事が必要です。

価格が高い
本体価格が従来型給湯器よりも高いという点です。しかし、エコジョーズの魅力はその節約額にあります。
従来型給湯器に比べて設置費用は少し高くなりますが、ガス代が安くなるため、設置状態やガスの使用量にもよりますが3~4年で元を取ることができます。
お湯や床暖房をあまり使わない方、1~2人暮らしの世帯であれば元々の使用量が少なく、必然的に節約できるガス代も少額になるので、初期費用の回収に時間がかかりトータル的にお得にならない場合もあるので注意点が必要です。


エコジョーズはガス代の削減で家計にやさしいだけでなく、環境にもやさしいという非常に優れた給湯器ですね。
本体価格だけでなく、ランニングコストも比較して給湯器を選びましょう。また、メーカーによって形状がスリムなもの、コンパクトなものであったりと様々なタイプが用意されていますので設置する場所や、お好みのリモコンのデザインで選んでみて下さい。