エコキュートと電気温水器の違い

「エコキュート」と「電気温水器」はどちらも電気を使い、電気料金の安い深夜時間帯に沸かしたお湯を給湯タンクに貯めて使用する製品ですが、それぞれの違いはついてはご存知でしょうか? 今回はそれぞれの違いについてご紹介させて頂きます。

 

お湯の作り方の違い

エコキュートと電気温水器では同じ電気を使用していますが、全く違うお湯の沸かし方になっています。エコキュートはヒートポンプユニット(室外機)を回して空気を取り込み、その空気をコンプレッサーで圧縮することにより高熱化して効率よくお湯を作ります。
一方の電気温水器は電気の力のみでタンク内にあるヒーターを暖めて貯蔵してある水をお湯に作り変えます。
このため電気温水器については貯湯タンクのみになりますが、エコキュートにおいては
貯湯タンクの他にヒートポンプユニット(室外機)がセットになり複雑な構造で出来ています。

 

機能面の違い
エコキュートと電気温水器の機能面の違いですが、同時期に販売されている製品においては互いに大きな機能の差はないようです。

 

初期費用と電気代の違いについて
初期費用についてはエコキュートより電気温水器の方が格安で設置することができますが、月々の電気代を比べた場合には圧倒的にエコキュートがお得になります。
エコキュートと電気温水器を比較した場合、機種などによっても異なりますがエコキュートは電気温水器に対して1/3ぐらいの電気代になります。どちらも安い深夜電力を使用してお湯を沸かすのですが、エコキュートの方が効率の良い沸きあげをするため消費電力に大きな違いが出てきます。その為、同じ電気エネルギーを利用した給湯器でもエコキュートの方が長い目でみると電気温水器よりもお得に感じられるため人気があります。

 

設置スペースと運転音
エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニット(室外機)を設置しなければならないため、電気温水器と比較するとかなりのスペースが必要となります。その点、電気温水器は本体のみの設置になりますので比較的に場所を選ばずに設置できるのが大きなメリットです。
また、運転音については電気温水器はほとんど音がしないのに対し、エコキュートはの音は40dBぐらいの少量音が発生します。この音の中に12.5Hz程度の低周波が含まれるのですが、この低周波音によって稀に体調を崩すという方がいらっしゃいます。運転音が小さくても健康被害が出てしまう可能性があるので設置場所については十分な配慮が必要になります。設置場所については夜に人の利用しない部屋の近くに設置し、寝室近くは避けることをお勧めします。

 

 

今回はエコキュートと電気温水器の違いにつてご紹介させて頂きましたが共通のメリットとしては災害等、万が一の場合は貯湯タンクにお湯が残っていれば生活水として利用が出来ることです。それぞれにメリット・デメリットはありますが、設置場所の条件やコスト面を考えて各ご家庭にあったものを選びたいですね。